Q&A
スマートフットレストに関する質問に回答します。
利用に関して
Q:本当に足だけで操作可能ですか?
A:足だけで、わずかな力でフットレストの開閉が可能です 。
ご自分で足を動かせない方は介助者の援助が必要となりますが、介助者も手を使うことなく、足だけで開閉することができ、衛生的です。
Q:手で操作しても良いですか?
A:手での操作は推奨しておりません。
足での操作を前提とした設計であり、手での操作時はヒンジ部分で指をつめる可能性ございます。
やむをえず手で使用する際には、ヒンジ部分に触れないように操作してください。
Q:足で操作することに抵抗があります。
A:足での操作に慣れてください。
私たち日本人には物を大切に、丁寧に扱う習慣があり、手で扱えるものを足で代用することに抵抗があります。
ただ、新型コロナウイルスの出現によってそのような考え方が変わりつつあります。
感染対策を考えた場合、私たちの手はより限定した使用とするべきで、飛沫の落下が考えられる床面とつながるフットレストに触れることは、感染予防の観点からは極力避けなくてはなりません。
はじめは抵抗があるかもしれませんが、あなたと、あなたの大切な人を守るために、足での操作に慣れてください。
Q:介助者は手で開閉する必要がありますか?
A:介助者も手を使うことなく、足のみで開閉が可能です。
介助する場合のフットレストの開閉操作では、介助者は車椅子ユーザーの脚を持ち上げ、スマートフットレストに乗せ、内側に軽く傾けることで開操作を行います。
閉操作は車椅子ユーザーの脚を降ろし、介助者がスマートフットレスト底部を足で軽く跳ね上げることで、あとは自動的に閉じます。
Q:本当に足だけで操作可能ですか?
A:足だけで、わずかな力でフットレストの開閉が可能です 。
ご自分で足を動かせない方は介助者の援助が必要となりますが、介助者も手を使うことなく、足だけで開閉することができ、衛生的です。
Q:どんな車いすにも取り付け可能ですか?
A: 車いすのフレームパイプと一体となったフットレストは取り付けできません。
差し込み式であれば取り付け可能でが、現在のところ『スマートフットレスト』の差し込みパイプ径は、車いす側のフレームのパイプ内径16㎜にのみとなっており、固定ナットでの取り付けに対応しています。
ご購入前に、取り付け予定の車いすの内径が16㎜であることをご確認ください。
品質・保証・メンテナンスに関して
Q:耐久性はどうですか? 壊れやすくないですか?
A:通常の使用では全く問題はありません。
繰り返し耐久試験では 52,560回を目標数に設定しましたが、一日20回 ×6年(車いすの耐用年数 ×1.2(安全率20%)しましたが、不具合など生じることなく13万回をクリアしました。
また、破壊試験(耐荷重負荷試験)では、一般成人男性(65㎏)の片足重量11.7㎏(大腿部含む)の2倍、24㎏を目標値に設定しましたが、目標値を超える80㎏でパイプが湾曲しました。
正規使用とは異なる先端プレートのみへの荷重では、30~50㎏で足部が落下する程度の下垂を認めましたが、破損には至らず、PEラインの再調整で動作は問題ありませんでした。
ただし、プレート部分の分割により内側プレート(先端部分)の荷重に弱い構造であることは間違いありません。
先端部分に偏らず、プレートの真ん中に足を設置して使用してください。
Q:商品が壊れた場合はメーカー保証はありますか?
A:販売から一年以内の故障であれば対応いたします。
納品書記載の連絡先までお問い合わせの上、故障品を着払いで発送してください。
ただし、こちらで故障の原因を調べ、内側プレートへの偏った荷重など、故障再発の可能性が高いと思われる場合には、現金補償のみを行い、販売を見合わせる場合があります。
ご了承ください。
Q:「内側プレートが垂れ下がります」
A:PEラインが長い状態が考えられます。
内側プレート裏面のPEラインアジャスター(調整器)ネジで、PEラインの長さを短く調整してください。
Q:「操作が重くなりました」「プレートが十分に閉じません」
A:PEラインが短い状態が考えられます。
内側プレート裏面のPEラインアジャスター(調整器)ネジで、PEラインの長さを長く調整してください。
Q:メンテナンスは必要ですか?
A:はい。定期的なメンテナンスを推奨しております。
ほこりや細かな砂などにより開閉動作が緩慢になったり、動きが不十分となる場合があります。
一か月を目安に、シャフト部分と、パイプとプレートの軸部分のほこりや砂をブラシや掃除機、ブロアーで取り除いてください。
汚れがひどい場合は流水で洗い流してください。それでも動作が改善しない場合は、販売店にご連絡ください。
また、初期の段階では、ご使用と共にPEラインが伸びて下図右側の状態になる事があります。
一か月を目安にPEラインの長さ調節を行ってください。
閉じた状態で支柱パイプとプレートの間に隙間があれば(写真右下)、PEラインが長い状態です。
経過とともに徐々に伸びはなくなり馴染んできます。
その他
Q:特許出願しているのですか?
A:はい。国際特許出願中です。